印鑑と地球環境への配慮

印鑑イメージ

印鑑というと、どんなものを頭に浮かべるでしょうか。
私は実家で使っていた、柘という木材で出来た印鑑を思い出します。
何かの機会に使ったことがあったのですが、その触った感じや印鑑を押した感がよくて、その印鑑が好きでした。
子どもながらに思う、「大人への憧れ」の一部分にも含まれていたと思います。
子どもながらに大人の定義の一つとして印鑑を押すという行為が、あったのだと思います。

柘という木材は、印鑑では一般的な材料の一つです。
別名「アカネ」といい、値段も安く、また材料の硬さが印鑑の彫刻に向いているとされています。
ただし木なので、手入れをちゃんとしないと、曲がってしまったり割れてしまったりします。
手入れさえきちんと出来れば、長く使って行けるいいものです。
この柘のなかでも、薩摩本柘といって、鹿児島県産の原木の中でも品質がいいものがそう呼ばれ、高価なものとして扱われています。
一般的に木材での印鑑は、この柘であることが多いと思います。
まぁ普通なものです。

最近は、変わった材料で作ってある印鑑も多数あるようなのです。
昔は柘・象牙・黒水牛にオランダ水牛、そのくらいの種類しかなかったようなのですが、今ではその材料もかなりの種類があるようです。
なぜなのでしょうか。

近年木材を始め、印鑑の王さま「象牙」なんかも、乱伐乱獲されて、数が希少になってしまいました。
地球環境への配慮により、エコ印材というものも登場し、印鑑の世界でも地球環境への思いやりが始まっているようなのです。

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